知らないと怖い!【セルフまつ毛パーマのデメリットと危険性】現役アイリストが徹底解説!!
名鉄岐阜駅徒歩1分、岐阜市の“ 一重&逆さまつ毛のお悩み解決サロン ” Dame de rose(ダームドローズ)です。
まつ毛パーマは、ビューラーの手間が省けることや不自然さがないことから、今や大人気のアイラッシュメニューです。
ここ数年サロンではまつエクより圧倒的にまつ毛パーマのお客様が増えました。
ナチュラルメイクが主流になっている流れもあり、エクステをやめてパーマにするお客様が多いです。
そんな中、定期的にサロンに通うメンテナンス代を節約するため、セルフでまつ毛パーマをかけようとする方もいらっしゃいます。
当店に初めてご来店くださるお客様の中にも、ごく少数ですが以前にセルフまつ毛パーマを試してみたご経験のある方のお話を伺う事があります。
ネットなどでセルフまつげパーマキットが販売されているようにセルフでも施術自体は可能です。
ですが、セルフまつ毛パーマは失敗例も多く、間違ったやり方でまつ毛を傷めてしまう方も多いです。
本来であれば腕を磨き上げたプロが施術を行うまつ毛パーマを、素人が自分で行うことには様々なデメリットが存在します。
今回は現役アイリストがプロ目線で、セルフまつ毛パーマにどのような問題点があるのか、
セルフまつげパーマのメリット&デメリット、またセルフまつ毛パーマの危険性についても解説していきたいと思います。
まず、セルフまつ毛パーマを行う場合のメリットとして挙げられるのは
・空いた時間に出来る
・サロンで施術するよりも費用を抑えられる
ということです。
次に、まつげパーマをセルフで行った場合のデメリットをご紹介します。
その前にまず、おおまかなまつげパーマの施術手順をご紹介すると・・・
step1 前処理
まつ毛やまぶたの汚れや油分を専用の溶剤で拭き取ります。
step2 下まぶたにテープを貼る
下まつ毛やまぶたに薬剤が付かないよう保護のためのテープを貼ります。
step3 ロッド選定
まつ毛やまぶたの状態に合わせた最適なロッドを選定する。
step4 ロッドにまつ毛を巻き付ける
ロッドにグルーを塗剤をり、まつ毛を張り付けていく。
step5 1剤をつけて軟化させる
まつ毛に1剤を付けて放置し、その後1剤を拭き取る。
step6 2剤を付けて、巻き付けたまつ毛の形状を固定させる
まつ毛に2剤をつけて放置し、その後2剤を拭き取り、ロッドを外し完成!
このような流れでパーマをかけていきます。
では次はセルフまつげパーマのデメリットです!!
まつげパーマをセルフで行うデメリット
1、まつげの方向がバラバラになる
2、自まつげが減る、抜ける
3、カールが均一にならない
4、自まつ毛がかなり傷む
5、毛先がチリチリになる
6、上がらない&上がりすぎ
7、薬剤が目に入りしみる可能性がある
それぞれ詳しく解説していきます。
1,まつげの方向がバラバラになる
セルフまつ毛パーマは、方向がバラバラに乱れがちです。
方向が乱れるかどうかは、自まつ毛のロッドへの巻き上げにかかっています。
巻き上げた形が、そのまま薬剤によって形状記憶されるためです。
方向が乱れないためには、自まつ毛同士が重なり合ったりクロスしないよう、自まつ毛をセパレートさせた状態で
ロッドに貼り付ける必要があります。
さらに、水溶性グルーが乾かないうちに手を動かす精巧な技術力も必要です。
しかしこれらの技術は、慣れていない初心者の方には再現するのが難しいでしょう。
2,自まつげが減る、抜ける
まつげを無理に引っ張ってしまったり、毛根に負荷がかかってしまうと、まつげが抜けて毛量が乏しくなる恐れがあります。
3,カールが均一にならない
自まつ毛をロッドに巻き上げる際の引っ張り具合のことを「テンション」と呼びますが、
テンションが均一でないとカールも均一に仕上がりません。
たとえば、利き手によって左右どちらかの目頭や目尻の巻き上げがしづらく、その部分だけテンションが弱くなったとします。
すると、その部分だけカールがゆるくなり、仕上がりが左右非対称になることがあります。
4,自まつ毛がかなり傷む
まつ毛パーマに使用する薬剤の放置時間が長くなると、著しく自まつ毛が傷む可能性があります。
薬剤の放置時間はセルフまつ毛パーマ用の商材パッケージなどに記載されているかと思いますが、
実際のサロンの現場では自まつ毛の状態に合わせて放置時間を微妙に変えたりしています。
例えば、もともと自まつ毛の傷みが激しい方や生まれつき自まつ毛が細い方などは、
通常の放置時間ではハイダメージになる可能性があるため、放置時間をやや短かめに設定することがあります。
このような判断は、初心者の方には難しいかもしれません。
また、手が慣れていなくて塗布するスピードが遅い場合は、最初に塗布した箇所と最後に塗布した箇所で
放置時間にズレが生じる可能性もあります。拭き取りのスピードも同様です。
5,毛先がチリチリになる
セルフまつ毛パーマは、毛先がチリチリになることがよくあります。
毛先のチリつきは、巻き上げの段階で毛先が歪んでいたり、薬剤の放置時間のミスによるまつ毛のダメージが原因となります。
6,上がらない&上がりすぎ
セルフまつ毛パーマでは、カールが弱すぎたり強すぎたりといったことがあります。
まつ毛パーマのかかり具合は、主にロッドの種類によって決まります。
サロンでは、お客様それぞれの目の大きさや自まつ毛の長さによって、複数のロッドの中から最適なサイズや形状を選定します。
しかし、市販のセルフまつ毛パーマキットでは選択できるほどロッドの種類がないので、人によってかかり具合に差が生まれてしまうことがあります。
7,薬剤が目に入りしみる可能性がある
自まつ毛以外の部分に薬剤が付着することで、目がしみる可能性もあります。
サロンではお客様は完全に目を閉じた状態で施術を受けるため、薬剤が目にしみることはごくまれです。
しかし、セルフまつ毛パーマは自分の目元を目視で確認しながら行うので、目を開けた状態での施術となります。
そのため、薬剤が目にしみる可能性があり、さらには目に入ってしまった場合は様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
まつ毛パーマををセルフで行う危険性
ここまでで、セルフまつ毛パーマには様々なデメリットがあることを挙げましたが、それに加えて危険性はどんなものがあるのかご紹介します。
1,ラッシュリフト剤の成分が不明瞭
セルフで行うまつげパーマのメリットの一つは施術費用を抑えられることですが、市販されている安価なまつげパーマ剤の成分は、質が低く安全性も保障されていない可能性が高いです。
まつげパーマの、薬剤には一般的に「化粧品登録」と「医薬部外品」の2種類あり、美容所登録をしているサロンでは化粧品登録済みの薬剤を使用しています。
また、サロンで使用されているまつ毛パーマ液は刺激が弱めですが、セルフまつ毛パーマの薬剤には、きちんとパーマがかかりやすくなるよう、刺激の強い成分が配合されています。
万が一目に入ってしまったときや皮膚に付着してしまった場合、目や肌へ負担がかかります。
そうなると、治療などでかえって費用がかかってしまうことも考えられます。
2,適切な箇所と量が分からない
まつげパーマ剤の塗布量はまつげのコンディションや個々人の特徴によって変わります。
また、継続的にまつげパーマをしていると毛先のコンディションと新しく生えてきたまつげのコンディションが異なります。
まつげを傷めないようにするためには、まつげのコンディションを見極め、薬剤を塗布するべき部分や量を適切に判断する必要がありますが、素人では判断が難しいです。
3,万が一の時の対処が明確にできない
もし薬剤が目に入ったときや眼球や目元の皮膚を傷つけてしまった場合に、冷静に適切な処置ができるでしょうか。
近くに誰かいれば病院に連れて行ってもらうこともできますが、自分しかいなければ自分でどうにかするしかありません。
適切な処置をするためには、何かあったときのための事前準備と正しい知識がそろっている必要があるでしょう。
パニックになって、処置が手遅れになると目のトラブルや最悪の場合、失明に繋がるリスクもあります。
いかがでしたでしょうか?
ここまでで、セルフまつ毛パーマはサロンに行く手間や時間が必要なく、サロンに比べ費用なども抑えられるといったメリットがありますが、その裏には多くのデメリットや危険性が潜んでいることがわかりますよね。
まつ毛パーマはプロでも施術ができるようになるまでに一定の期間を要し、安全に満足のいく仕上がりにするには、十分な知識と技術が必要です。
アイリストがお客様に施術を行うためには、「仕上がりの美しさ」「施術のスムーズさ」「安全性」といった様々な技術レベルをクリアする必要があります。
これらの要素は、お客様がご自分で行うセルフまつ毛パーマの際にも、決して無視できないことです。
眼球に近い部位のため、施術には細心の注意を払わなければならなりませんし、初心者の方にとって、セルフまつ毛パーマはかなり難易度の高い技術です。
そのため、セルフでのまつ毛パーマはあまりお勧め出来ません。
安全かつ理想の仕上がりをキープするためには、サロンでのメンテナンスが大切です。
セルフでやるかサロンでやるかを迷われている方は、
できるだけサロンでプロに施術してもらうことを優先しましょう!
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